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益井園「かほり(香駿)」セカンド2022年の特徴

TEA FOLKS第2便(2021年7月-8月)でお届けした益井園(静岡県川根)の和紅茶を今年もあらためてご紹介させて頂きます。
昨年はGABAが豊富に含まれたGABA紅茶をお届けしました。益井園のオリジナルGABA紅茶は「みらい」という商品名の茶葉から作られており「静7132」という品種が元になっています。お嬢様のお名前をつけて大切に育てられている点もユニークでした。
今回お届けする「かほり」は「みらい」とならぶ益井園の和紅茶の代表作です。「かほり」は商品名で、品種は「香駿」です。
「香駿」は1970年に静岡県茶業試験場にて、「くらさわ」を母親とし「かなやみどり」を父親として交配した実生群から選抜され、育苗したものが2000年に品種登録されています。「香駿」の駿は静岡県の駿河国から命名されています。
「かほり」の名称の由来のとおり、緑茶にしてもジャスミンやハーブのような香りが沸き立ち、紅茶にすると蘭のような華やかな香りが広がります。
香駿は世に出た時から、明らかに「やぶきた」とは異なる香味で人気を博しました。その香駿をいち早く和紅茶として商品化したのが益井さんでした。
東京にある著名な老舗レストランでもデザートに合わせる定番のドリンクとして「かほり」が供されているそうです。2022年に海外の首脳と当レストランで会談があった際にも「かほり」が飲まれたのではないかと思うと、和紅茶ファンとしてとても嬉しく思います。
発酵させた香駿のフルーティーな香りをぜひお楽しみください。

青年海外協力隊出身で”おひとりさま茶業”でも有名な益井園の益井悦郎さんのストーリーは こちら をご覧ください。
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