和紅茶/地紅茶についてもっと詳しく学びたいという方にお勧めの著書をご紹介するシリーズです。
今回ご紹介するのは、お茶の博士として有名な大森先生の著書『お茶の科学』です。
おすすめポイント!
お茶の効能が科学的に解説されている 日本では消費者保護のため薬事法で効果効能の表現はかなり厳しく制限されています。そこで、お茶や紅茶の効能を解説する時は、本書からの引用とすることで、客観的な表現にすることができます。無料のメルマガTEA FOLKS通信でも、紅茶の効能については本書から引用させて頂きました。
お茶の味、香り、色まで科学している お茶の効果効能だけでなく、なぜそういった味や香りになるかまで科学的に解説しています。よいお茶を見分ける方法も、緑茶、ウーロン茶、紅茶それぞれで解説されていてとても参考になります。
GABA茶からひのはら紅茶までTEA FOLKSにもなじみが深い 本書では、「万能なお茶」の登場と題して、GABA茶(本書ではギャバロン茶)が紹介されています。また、大森先生の研究である石鎚黒茶の再現を東京の檜原村で行っていることが記載されています。TEA FOLKS会員の皆さんにとっても馴染みの深い内容になっていると思います。
以上、本書のおすすめ理由を3つに絞ってご紹介しました。
新書で持ち運びしやすく、保管にも困らないので手元に一冊おいておきたい著書です。
TOKYO TEA BLENDERSではティーインストラクターの専門知識がすべて無料で配信されるメールマガジン「TEA FOLKS通信」を提供しています。紅茶の美味しいいれ方や歴史、効能などが順次配信されます。ご購読はこちらより。
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